社会人から始めたチェロ体験記本記事を書くに至った背景
音楽経験ゼロだった私が、2024年に社会人として働きながらチェロのレッスンに通い始めました。楽器を始める際に感じたハードルや、実際にかかった費用、どのようにして音楽教室を選んだかなど、初心者としてのリアルな体験を綴ります。
初心者向けの情報はネット上に点在していますが、まとまった形で紹介しているブログやサイトは少なく、私は手探り状態でスタートしました。この記事では、同じように楽器未経験から始めたい方の参考になるよう、以下の内容を中心にお伝えします:
- チェロを選ぶまでのプロセス
- 音楽教室選びのポイント
楽器を始めようと決意するまで
学校の音楽の授業以外では楽器を触ったことがなかった私が、社会人になってから楽器に挑戦しようと決意した背景には、以下のような理由がありました。
- 一生モノの趣味を持ちたかった 仕事一筋の人生ではもったいない。趣味を通じて人生を豊かにしたいという想いがありました。
- 芸術へのあこがれ 音楽や絵画に触れる友人を見て、自分も芸術の世界に足を踏み入れたいという気持ちが芽生えました。
- 妻の影響 妻が音楽に詳しく、特に低音楽器に魅力を感じていたことから、自分も興味を持つようになりました。
とはいえ、当初は「楽器ができたらかっこいいな」くらいの漠然としたイメージでした。どんな楽器を選ぶか、どこで学ぶかなど、具体的なプランはまだありませんでした。
自分にもできそう!と思えた瞬間
楽器のレッスンについて調べている中で、費用や必要な時間を知るにつれ、「これなら自分にもできそう」と思えるようになりました。もちろん、実際は想像以上に大変な部分もありましたが、「まずは始めてみよう」という気持ちが後押しとなりました。
もし、楽器を始めようか迷っている方がいれば、「やれそう」と思ったその気持ちを大切にして、一歩踏み出してみてほしいです。
楽器選びの悩み
楽器を始めると決めたはいいものの、何の楽器にするかはすぐには決められませんでした。私はYouTubeでいろいろな楽器の演奏動画を見ながら検討を重ねました。
- 弦楽器は見た目も音色も魅力的
- 妻の影響もあり、低音楽器への親しみがあった
このような理由から、チェロとコントラバスに絞ってさらに調査を進めました。しかし、ネットの情報だけでは決め手に欠けていたため、体験レッスンを受けて比較することにしました。
体験レッスンへ
チェロ、コントラバス、どちらを練習するにしても、レッスンに通わなければ上達は難しいと感じ、教室探しを始めました。体験レッスンを受ける際には、以下のような条件を重視しました。
音楽教室選びの条件
- チェロ・コントラバスの両方に対応した対面レッスンがあること
- 自宅からのアクセスが良いこと(片道30分圏内)
- 自宅練習用の楽器レンタルがあること
- 費用の明確さ(レッスン料以外の追加費用がない)
複数の教室を比較検討した結果、A教室(大手)とB教室(中堅・都内4拠点)に体験レッスンを申し込みました。
体験レッスンで見えたこと
レッスンでは、自分の現状を正直に伝えるようにしました。
- チェロかコントラバスか迷っている
- 楽譜が全く読めない
- 他教室の体験レッスンも受けている
長く通うことになる教室だからこそ、正直な気持ちで相談できる先生を選ぶことが大切だと実感しました。
結果的に、A教室は費用面などの不明点が多く不安を感じたため、B教室に通うことに決めました。また、体験レッスンを通じて、コントラバスは自宅での置き場所や持ち運びの不便さがネックになると判断し、チェロを選びました。
その後、B教室でチェロの先生と面談し、問題がなさそうだったので正式に申し込みました。
ちなみに、複数の体験レッスンを受けていることを伝えたところ、自宅用チェロのレンタル代が無料になる特典もいただけました。
まとめ|初心者でも大丈夫、体験から始めよう
楽器を始めたいと考えている方は、ぜひ「できそう」と思ったその気持ちを大切に、まずは一歩踏み出してみてください。
楽器は始めるまでも大変でしたが、その後も練習を継続する必要があります。
色々調べたり、体験しながら継続できる環境を探してみてください。
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